苗村(長寸)神社 -namura shrine-
苗村神社の社殿の多くが重要文化財に指定。西本殿は国宝に指定。
詳しい創祀は不詳。社伝によれば垂仁天皇(すいにんてんのう)の時代に祖霊信仰によりはじまった神社とされる。
927年にまとめられた延喜式神名帳(えんぎしきしんみょうちょう)という全国の神社一覧の官社に、長寸(なむら)神社として指定されている格式のある神社。
本殿の祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)・素戔嗚尊(すさのおのみこと)がおられましたが、969年に(くにのさづちみこと)の御神霊が、神域の西方に御鎮座、その為社殿が造営。元の本殿を東本殿に対し、造営された本殿を西本殿と呼ばれる。
東苗村古墳群の地に地名の那牟羅(なむら)があり、同音の長寸(なむら)と呼ばれた。
※長は最高位・寸は村の古字
開運招福・厄除・工芸技術・産業・家内安全・子授け・安産・子守の守護神
例祭:苗村祭(4月20日)
式年祭(33年毎9月5日)・・・33年に一度行われるお祭り。次回は2046年
主な神事:節句祭(5月5日)
所在地:滋賀県蒲生郡竜王町大字綾戸467
JR・・・JR琵琶湖線近江八幡駅からバスで20分 川守下車徒歩10分
車(おススメ)・・・名神竜王I.C.から約10分。※無料駐車場あり、普通車20台。大型車5台
〇建立の年代・・・不明 1394~1427頃のものと推定。
〇構造・・・三間社一戸楼門入母屋造(さんげんしゃいっころうもんいりもやづくり)の藁葺。地方最大規模。
西本殿
〇建立の年代・・・鎌倉時代
〇構造・・・三間社流造
重要文化財-室町時代中期の再建
・天神社・佐々貴神社・大神宮
・東苗村古墳群(6世紀後半の古墳群)