藤ヶ崎龍神社
知る人ぞ知る滋賀のパワースポット
近江八幡の湖岸沿いにある祀られている神社。
琵琶湖にせり出した磐座を祀る外宮には「藤ヶ崎竜神」が祀らている。また、岸壁に開いた洞窟に「妙得龍神」を祀る内宮がある。
「藤ヶ崎龍神」・・・この神社の祭神で龍神。妙得龍神の夫。
「妙得龍神」・・・琵琶湖命の水の守り神。天地創造の大天霊御祖のお使いであり、天・人・地の三界界を治め給う最高の守護霊さま。その本体は白い大蛇であり、水龍神でもある。弁財天と同一視。
外宮の祠は留め具を外して扉を開くことができる。火の後始末をすればロウソクを立ててもよい。
祭壇には龍神さまが祀られている。
磐座の奥の琵琶湖の向こうには長命寺山(330m)と津田山(425m)が見える。
スピリチュアルを感じる宮。絶壁のような巨石の壁の間にある洞窟に「妙得龍神」が祀られている。
洞窟の入り口には金網がかけられている(カラス除け)。金網をどけて中に入って礼拝することができる。
平安時代に宮廷の画家として活躍した巨勢金岡(こせのかなおか)が、この地を訪れ風景を描こうとしたが、あまりの雄大な絶景のため描くことができず、筆を捨てたことから「筆捨の岡」「筆ヶ崎」などの名が残ったという。この「筆ヶ崎」が転じて、「藤ヶ崎」という地名になった。
【巨勢金岡(こせのかなおか)】・・・大和絵成立に関わった最初の画家とされている。宮廷の絵所で活躍する巨勢派の始祖となった人物。
また、この辺りは名勝「水茎の岡」と呼ばれ、その美しさは古くから多くの歌に詠まれてきた。ちなみに「水茎」には「筆」という意味もあるそうな。
近江八幡駅から車で約20分。
・湖岸道路沿いの脇道の奥にある。脇道の入り口はわかりづらいので事前に要確認。
※近江八幡駅から約7㎞。最寄りのバス停(運動公園・長命寺)からも2、3㎞近く歩かなければならない。
路線バス(近江鉄道)は1日に3・4本。そのため自家用車・タクシー・レンタサイクルなどが主な手段。
住所:滋賀県近江八幡市牧町
駐車場:数台